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コラム
多業種が交錯する廃棄物処理施設の新設工事
地域のインフラを支える廃棄物処理施設。
その建設現場では、建築・電気・プラントなど複数の工事が同時に進行しています。
今回のプロジェクトは、汚泥処理センターの新設に伴う機器据付・配管・ダクト工事です。
限られた工程の中で多業種と調整しながら、安全かつ確実に施工を進めることが求められたため、工程の遅延や作業エリアの干渉、資材置き場の不足など、現場特有の課題も多く存在しました。
星晃設備工業は設計から施工までを担い、プロジェクトを完遂しました。
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | 湖北広域行政事務センター新一般廃棄物処理施設整備運営事業 機器据付配管ダクト工事 |
| エリア | 非公開 |
| 期間 | 約1年間(2024年9月〜2025年8月) |
| 規模 | 約3.5億円 |
| 内容 | 廃棄物処理施設(汚泥処理棟)の新設 |
| 役割 | 設計・製作・現地施工 |
プロジェクト体制
| 区分 | 役割 | 人数 |
|---|---|---|
| 設計体制 | 現地設計 | 1名 |
| 設計体制 | 横浜拠点 | 2名 |
| 設計体制 | 広島拠点 | 1名 |
| 現地体制 | 配管作業(協力業者) | 12名 |
| 現地体制 | 機器据付(協力業者) | 7名 |
| 現地体制 | 保温工事(協力業者) | 5名 |
| 現地体制 | 仮設工事(協力業者) | 4名 |
プロジェクトの流れ
| フェーズ | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 設計 | 建築・電気・機器図面との整合確認/配管図面作図 | 多業種との図面整合が重要 |
| 製作 | 配管サポート製作/配管製作 | 現場施工を見据えた精度確保 |
| 現地施工 | 機器据付/配管工事/保温工事/仮設工事 | 多業種調整と現場対応力が求められる |
複数工事が交差する現場での課題
本プロジェクトは、同一敷地内で複数の施設を一括整備する大規模事業の一部として進められました。そのため、建築工事や電気工事など複数の業種が同時に施工を行う環境となり、工程全体の調整が重要なポイントとなりました。
さらに、土木工事の遅延により施工開始時点で工程に余裕がなく、厳しい条件の中でのスタートとなりました。
現場では、図面変更の頻発による情報共有の遅れや、図面との不整合による現地対応の増加、作業エリアの干渉による工程の複雑化など、複数の課題が同時に発生しました。
また、資材置き場の不足や、積雪による通勤・搬入への影響など、現場環境そのものも施工の難易度を高める要因となっていました。
現場対応と連携で乗り越えたプロジェクト完遂
こうした状況の中で、星晃設備工業は現場に即した柔軟な対応を行いました。
工程会議を強化し、建築・電気・プラントの各関係者と情報を共有しながら、全体最適を意識した調整を継続的に実施しました。
- 建築・プラント双方が利用可能な仮設の提案
- 工程会議の強化による全体調整
- 現地での柔軟な施工対応
また、協力業者との関係構築にも力を入れ、現場全体で協力しながら施工を進めました。
土木工事の遅延によりスタートが遅れたものの、継続的な調整と現場での判断を積み重ねることで、最終的には工期内での施工完了を実現しています。
単一の技術だけではなく、現場全体を見渡した判断と調整が成果につながりました。
現場での印象的なエピソード
積雪の多い現場では、資材置き場の確保も大きな課題でした。現地の職人の方々とともに雪かきを行いながら作業環境を整えたことは、印象に残る出来事の一つです。
複雑な現場を動かす、星晃設備工業の強み
- 複数業種が関わる現場での工程調整力
- 図面変更や現場状況に対応する柔軟な施工力
- 社内外の関係者と連携したプロジェクト推進力
- 営業・設計・製作・現場が一体となった対応力
本プロジェクトでは、工程遅延の中でも工期内完了を実現し、多業種との調整を通じた現場対応力の強化や、協力会社との関係構築を図ることができました。
これらは、現場ごとの状況に応じて判断し、関係者と連携しながら進めていく日々の積み重ねによるものです。
社会インフラを支える現場と、その価値
本プロジェクトは、廃棄物処理施設の整備を通じて、地域の環境負荷低減やインフラ機能の向上に貢献しています。
こうした施設は、地域社会の持続的な運営を支える重要な基盤であり、その整備や更新は欠かせない役割を担っています。
星晃設備工業は、こうした現場に向き合いながら、設計から施工まで一貫して対応することで社会インフラを支えています。
多くの関係者と連携しながら一つの施設をつくり上げる。その積み重ねが、現場力と信頼の向上につながっています。
